私にとって予習と復習は生命線だったりします。多いときには、起きている時間のほぼ全てを費やしたりします。それほど重要な作業なのですが、一時期完全に止めたことがあります。その時どうなったかというと、上司にめっちゃキレられました。
どうしてお前は協調性がないんだ(怒
周りのことを考えられないんだ(怒
結構意外でした。私自身は、自己主張をかなり押さえて仕事にまい進してきたつもりだったし、輪を乱すような行為をしたつもりはありませんでした。それでもそういう理由でキレられるという事実を目の当たりにして、あぁ私個人に根深い問題があるのだなぁと思いました。ですので少し深掘りしようと思います。
まず私の中へのインプットですが耳が結構悪く、早口、小さな声、環境、体調によってよく聞こえません。聞こえなかったなら、『えっ?』とか言えばいいのですが、そういうのに疲れてしまっている面もあり、また言い返さないように気を付けていることもあり、『はいっ』と言ってしうことが身に付きました。また、緊張していると内容が飛んでしまいます。文章に書いていて自分自身でも問題だなぁ。
次に、発達障害界では二次障害といわれる『双極性障害』に25年も患っています。これだけ長期にかかっていて、かつ投薬をしていると、脳機能の萎縮?衰え?とかそういうのがあります。年齢も関係しているでしょう。
次に相手ですが、非常に頭の回転が早く、細かい説明を端折りがちなところがあります。基本的に自分があまりにもデキる人なので、相手もそれくらいできるだろうと思ってしまう節があると思います。話を聞いていても、何を求められているのかわからないことがしょっちゅうあります。
最後に私の特性ですが、私は言われたことを細かいところまで忠実に再現しなければならない、と思ってしまいます。矛盾や差異があると混乱してしまうのです。例えばこれをこうして、と言われるこれの中に『これ』とは異なるものがあると思考が停止してしまいます。しかも私とは異なる思考を持った方からの依頼となると、『○○さんが言われているから』と、フィルターをかけてしまうこともあります。
そんな感じで仕事を依頼されると、はじめのうち大きく脱線しているか、思考停止に陥ったりしています。それを復習し、予習をしていくうちにそれなりの形に仕上がっていきますが、最終形態として納得していただけたり、随分残念な結果になったりします。良い結果の時は『ありがとう』、残念な結果の時は『残念な結果でした』と言ってくれればそれに応じて修正していきますが、そういうのがないとどんどん乖離してしまい怒られてしまいます。
私がとっている対策は、予習&復習時間を設けるほかに、第三者に聞いてみるというのを採用しています。これが結構効果的で、私では考えつかないようなヒントを沢山下さいます。
私は反省部屋(カウンセリングをこう呼んでいます)で、「どうせ外れるんだから、予習も復習も止めなさい」と言われているのですが、やっぱり止められません。タイパは悪いですが、私にとって必要な予習&復習なのでした。
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