悪いと思いながら

悪いと思いながら生きています。

職場で楽しそうな会話を耳にすると、私が参加したらしらけてしまうと思い、参加したら迷惑をかけてしまうと思い、いつも遠くから見守っています。

誰かと2人きりになると、私なんかが話しかけたら迷惑だろうなと思ってしまいます。

こういうのは、私が生きてきた過程で染み付いた考え方なんだろうと思います。

他方。いつもこう、ではなく、滑らかに、饒舌に自己主張をしているときもあります。思いつくままに言葉を並べたり、気の赴くままに行動している。

こういう時も確かにあります。

ただ残念なことに、私の持つ双極性障害のヤバいところが出たときにそういう状態になるので、そうならないように普段から押さえつけています。問題の一つは、周囲の方々に随分迷惑をかけてしまうこと。それと反動により自分の気持ちが落ちてしまうのと、取り返しのつかないことをしたという気持ちにさいなまれてしまうことです。

こういう状態って家から出られない状態なので、非常に困ります。就業していたらもちろん行くのですが、マイナスだらけで行くだけ無駄みたいな状態です。感度ビンビンで、猜疑心の塊みたいになりますので、そんな状態で職場に来るなよ、って思われるんじゃあないかなあ。

最近の綿者、感情は随分平滑になりました。角がとれて退屈な感じですが、余計な体力も奪われないし、無理してテンション上げなくてもいいし、これはこれでよしとしています。たまに無性に空しくなりますが・・・

30代のころはもがいて足掻いて、一生懸命自己主張をしようとして、病気や薬の作用かうまく伝えられないことに逆らっていました。

今は、まあ50代なのである程度はいいかなと。それでもやっぱり、基本『悪い』と思ってしまいます。逆の立場に立ったら、どんどん発言してくれよ、とか思うんでしょうけどね。

どうしたものか。少し思案中です。

そして、私が悪いと思っていると、相手にも気をつかわせてしまいます。自分と相手は合せ鏡のように存在するものです。最近気づいたのですが、人はなるべくリラックスした環境でいたいものだということ。私は知りませんでした。気を使わない、使わせないように環境を整備することはたいせつなようです。

そういう点から考えても、悪いと思うのはなるべく控えたいと思いました。

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