眠たいというサイン

私は長年に渡って睡眠について悩まされています。

悩みのポイントを簡単にまとめると、以下の3つのタイプに分けられます。

1.入眠ができない時期

2.中途覚醒が多い時期

3.ずっと眠い時期

様々な状況で、その状態に応じて睡眠導入剤や安定剤を調整していただいてきました。

今の私の状況は、3のずっと眠い時期に当たります。

毎日与えられた薬をきちんと飲み、決まった時間に入眠します。中途覚醒もなく決まった時間に起きた時点で、眠くて二度寝したくなりますがぐっと我慢して出社します。通勤途中に寝そうになり、仕事中も寝そうになります。

なんだかんだ耐え抜いて、自宅に帰ると着替え、薬なしで寝てしまいます。1日中ずっと眠いのです。

こういう状態を主治医に伝えたところ、以下のような状態だろうと教えてくれました。

主治医:今の状態は『うつ状態(病)です』。疲労した脳を回復させるために休息を要求しています。ここは要求のままにできる限り休息をさせてあげてください。

本来なら過剰に受けているストレスを鈍麻させるために様々な薬を投与していますが、それがなければ相当重症な状態だと思います。

ということで、自分の時間はほとんど睡眠に充てています。今は自由に使える時間がある程度あるのでいいのですが、今後そういうわけにはいかない時期が来るので、来る日に備えて工夫を常にしていきたいです。

また、私が今飲んでいる睡眠薬は、『ベンゾジアゼピン系』と呼ばれるものです。様々なところで用いられているのですが、その依存性を疑問視する声も多い薬剤です。

ベンゾジアゼビン系

脳の興奮をおさえることで、不安や緊張、不眠の症状に効く薬です。また、筋肉の緊張をほぐす作用(筋弛緩作用)により腰痛や緊張型頭痛などに使用される薬もあります。長短時間型から長時間型まであり、症状や生活背景などに合わせて選択されます。

私が今まで飲んできた薬の中では非常に相性がよく、きちんとした睡眠時間を確保できているので、続けて飲んでいきたいと思っています。睡眠薬に抵抗がある方がいらっしゃるかも知れません。25年間飲んできた私から言えるのは、『毎日眠れない日々が続き、思考力・判断力が低下してしまうなら、試してみるのもアリ』だと思います。

随分昔の危険な薬剤はだんだん減ってきました。どうしても気になる場合は、医師とじっくり相談してみたらいいと思います。

睡眠不順が起こるというのは、単純に睡眠が乱れているという事象だけでなく、私の身に起こっていることを知らせる『炭鉱のカナリア』のような要素も持ち合わせています。

今までもこれからも、たぶん一生付き合い続ける気分障害。これとうまく付き合っていくためには、睡眠と上手に付き合っていくことが大きいかな?と思っています。

私の場合ですが、睡眠時間が少ないとどうなる、とかよりも、〇〇だから睡眠が少ないと、私の異変を知らせてくれる機会のほうが多いと感じています。

心の声や体の声に耳を傾け、自分に正直に生きていくことが私のためには必要なのだと思います。

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